ダイバー外来【ダイバーメディカル/参加者チェックシート】

当院はDAN JAPANDD NET登録施設です。

PADIインストラクター、Tecダイバー、潜水士、公認スポーツドクターの資格をもつ医師が担当致します。

ダイバーメディカル/参加者チェックシートとは?

ダイバーメディカル/参加者チェックシート(旧:病歴診断書)は、経験年数や本数を問わず、ダイバーが一定の条件のもとでダイビング講習やファンダイビングを行う際には必ず提出を求められる書類です。

ダイビングに参加する際の健康リスクを評価するもので、ダイビングを行ってはいけない疾患や高リスクとなりうる疾患・健康状態がしっかり網羅されています。これによって全てとはいいませんが、医師の診察を受けずともある程度ご自身やショップ側で判断が可能です。

一方でそのような項目に当てはまらない方が100%安全かというとそうではありません。ダイビングが水中という特殊環境で行うスポーツである以上、ダイビング中に予期せぬ異変が起きるというケースはゼロではありません。そして、そのような異変が起きることを予測することは、どんな検査をもってしても不可能です。このため、本チェックシートはダイビング中の安全を保障したり、健康障害が起きないことを保障するものでは決してありませんのでご注意ください。

オンライン問診について

遠方やお急ぎの方で、一定の条件を満たした方はオンラインで問診を行いダイバーメディカル/参加者チェックシートの作成を承ります。詳しくは下記リンクをご参照ください。

(参考)ダイビングが禁止となる疾患

下記に当てはまる疾患を有する方はダイビングすべきではない、とされておりダイバーメディカル/参加者チェックシート(旧:病歴診断書)に署名することはできません。

大うつ
双極性障害
パニック発作
薬物中毒・アルコール中毒
重度の知的障害

未治療で症状のある冠動脈疾患
心筋症(拡張型・閉塞型)
心不全
肺高血圧症
QT延長症候群
発作性不整脈(意識消失発作や運動能力低下を引き起こすもの)
運動力低下を引き起こす心機能低下
中等度~重度の弁膜障害
先天性心疾患
心房中隔欠損症
埋め込み型除細動器
浸漬性肺水腫を起こしたことがある

活動性の炎症性腸疾患
幽門部狭窄
小腸閉塞
重度の逆流性食道炎
アカラシア
傍食道ヘルニア
胃不全麻痺

ただちに禁止となる疾患はありません。

ただちに禁止となる疾患はありませんが、糖尿病でインスリン治療中の方は治療内容によっては禁止となる可能性があります。

てんかんを起こしたことがある
けいれん発作を起こしたことがある
(幼少時の熱性けいれんは除きます)
一過性脳虚血発作(TIA)や脳血管障害
意識消失・失神をくり返したことがある

ただちに禁止となる疾患はありません。

萎縮(再生)鼓膜
管鼓膜切開
開放性鼓膜穿孔
あぶみ骨切除の既往
耳小骨連鎖手術の既往
内耳手術の既往
圧外傷による顔面神経麻痺
老人性難聴以外の内耳疾患
未治療の上気道閉塞
喉頭全摘出あるいは咽頭部分摘出後の状態
気管切開術
未治療の喉頭嚢胞
前庭減圧症の既往
症候性の鼻あるいは副鼻腔のポリ-プ
メニエル氏病

自然気胸の既往
呼吸器疾患による運動遂行能力障害
寒冷気体呼吸に付随する呼吸障害
肺高血圧

費用について

3,300
・上記金額は書類精査+面接1回の費用です
・ダイバーメディカル/参加者チェックシートの作成・署名は1部目2,200円
・追加作成は1部につき1,100円で承ります
・保険適用外

ダイバー外来はスポーツ内科の一環として当院で独自に行っており、PADIやDAN JAPANはもちろん、いかなる団体・組織とも関係がありません。

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