2.手術
手術的治療法としては、「口蓋垂軟口蓋咽頭形成術(=UPPP)」という上気道を拡大する手術があります。この手術を行うことにより閉塞型の無呼吸を減らすことはできますが、完全になくすのは難しいようです。
重症例では、CPAPに比べて有効性が低いとされていますが、軽症~中等症の例で、CPAPなど継続した治療を希望されない患者には有用な治療法です。
他には、小顎症や下顎後退症の方には顔面形態矯正術が有効なことがあります。また、鼻ポリープなどによる鼻閉も睡眠時無呼吸症候を悪化させる原因となるため、この治療も有用である場合がああります。