SYMPTOMS OF SLEEP APNEA
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状
「十分寝ているのに日中眠い」「朝スッキリしない」はSASのサインかもしれません
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SASの症状一覧|睡眠中・日中・起床時
SASの症状は睡眠中の症状と日中・起床時の症状の2つに大きく分けられます。重要なのは、睡眠中の症状は本人が自覚しにくいという点です。一人暮らしの方や、家族と別室で寝ている方は「日中の症状」から気づくことが多くなります。
症状の早見表
| 睡眠中の症状(本人が気づきにくい) | 日中・起床時の症状 |
|---|---|
| 大きないびき・呼吸停止 | 日中の強い眠気・集中力低下 |
| 息苦しくて目が覚める | 起床時の頭痛・頭重感 |
| 夜中に何度も目が覚める | 熟睡感がない・疲れが取れない |
| 夜間に何度もトイレに起きる(夜間頻尿) | 性欲低下・ED(勃起障害) |
| 手足・体を激しく動かす | 気分の落ち込み・抑うつ状態 |
日中・起床時の症状を詳しく解説
① 日中の眠気・集中力・記憶力の低下
無呼吸によって睡眠が何度も断片化され、深い睡眠(ノンレム睡眠)が得られなくなります。その結果、十分な時間眠っているにもかかわらず慢性的な睡眠不足の状態となり、日中の強い眠気・記憶力・集中力の低下・疲労感・朝の爽快感の欠如が生じます。
SAS患者の交通事故リスクは一般ドライバーの約2〜7倍とされており、仕事中の居眠り・会議中の眠気・運転中の居眠りは社会的な問題にもなります。
「十分寝ているのに眠い」「朝スッキリ起きられない」という症状が続く方は、SASを疑う価値があります。
② 起床時の頭痛・頭重感
無呼吸発作のたびに血中の酸素濃度が低下し(低酸素血症)、二酸化炭素が蓄積します。これが脳血管の拡張を引き起こし、朝起きたときの頭痛・頭が重い感じとして現れます。「毎朝頭が痛い」という訴えでSASが発見されるケースも少なくありません。
③ 夜間頻尿
「年齢のせい」「前立腺肥大のせい」と思われがちですが、SASによる夜間頻尿も非常に多いです。無呼吸によって心臓への負荷が増加し、心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP)の分泌が増加することで夜間の尿量が増えます。CPAP治療で夜間頻尿が改善するケースは多く報告されています。
④ ED(勃起障害)・性欲低下
低酸素血症や睡眠断片化による慢性疲労は、男性ホルモン(テストステロン)の低下をもたらします。SASに伴うEDはCPAP治療によって改善することが多く、EDの原因としてSASを見落とさないことが重要です。
眠気がなくても重症SASのリスクがあります
「自分は眠気がないからSASではない」と思っている方がいますが、これは誤解です。重症SAS(AHI 30以上)の患者であっても、日中の眠気を自覚しない方が20〜30%程度いるとされています。眠気がなくても、合併症(高血圧・不整脈・心疾患・脳卒中)のリスクは同様に高まります。
いびきがひどい・呼吸が止まっていると指摘されたことがある・高血圧や夜間頻尿が続いている方は、眠気の有無にかかわらず一度検査を受けることをおすすめします。
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