SAS TREATMENT
睡眠時無呼吸症候群の治療
CPAP・マウスピース・生活習慣改善
AHIと症状に応じた最適な治療法を提案します
平日はご予約優先(当日来院も可) / 土曜:完全予約制
治療の目的と適応基準
SAS治療の目的は2つです。①いびき・日中の眠気・熟睡感の欠如などの自覚症状の改善、②高血圧・心疾患・脳卒中・糖尿病などの合併症リスクの低減です。
AHIと治療方針の目安
| 重症度 | AHI(無呼吸低呼吸指数) | 治療の考え方 |
|---|---|---|
| 軽症 | 5〜14 | 眠気などの自覚症状がある場合、または高血圧・心疾患などの合併症がある場合に治療を検討 |
| 中等症以上 | 15以上 | 症状の有無に関わらず治療を推奨 |
① CPAP療法(シーパップ)|SASの第一選択治療
CPAP(Continuous Positive Airway Pressure)は、現在世界中で最も普及しているSASの標準治療です。鼻に装着したマスクから一定の圧力で空気を送り込み、睡眠中の気道閉塞を防ぎます。その有効性・安全性は世界的に確立されており、中等症以上(AHI 20以上)の方への保険適用があります。
CPAPのメリット
無呼吸をほぼ完全に防ぐ
適切な圧設定であれば、気道閉塞を防いでAHIを大幅に改善できます。
日中の眠気が劇的に改善
使い始めてすぐに眠気・熟睡感・朝のスッキリ感の改善を自覚する方が多いです。
合併症リスクを低減
高血圧・心房細動・脳卒中リスクの低減効果がエビデンスで示されています。
当院のCPAPオンライン管理
当院ではCPAP機器に内蔵された使用データを遠隔でモニタリングできるオンライン管理システムを採用しています。毎月の通院が原則必要ですが、遠方にお住まいの方はオンライン診療専用アプリを利用したオンライン診療でフォローアップが可能です。CPAPの使用状況(使用時間・マスク漏れ・残存AHI)を医師が確認し、設定の最適化を行います。
② マウスピース(口腔内装置)|軽症〜中等症に有効
マウスピース(口腔内装置・OA)は、下あごを前方に固定することで睡眠中の気道を開通させる治療です。主に軽症〜中等症のSAS(AHI 5〜19)や、CPAPへの不耐容の方に適用します。
CPAPと比べて機器が小さく、旅行・出張にも携帯しやすいというメリットがあります。ただし、あごや歯への負担が生じる場合があり、製作は保険適用のある歯科医院で行います(当院から紹介状を発行します)。
③ 生活習慣改善|すべての重症度で並行して行う
CPAPやマウスピースと並行して、以下の生活習慣改善を行うことが重要です。
| 項目 | 効果・ポイント |
|---|---|
| 減量 | 体重の10%減量でAHIが約26%改善するというデータがあります。特に肥満を伴うSASに有効です。 |
| 飲酒制限 | アルコールは気道筋肉を弛緩させ、無呼吸を悪化させます。就寝前の飲酒は特に控えましょう。 |
| 睡眠薬・鎮静薬の見直し | ベンゾジアゼピン系睡眠薬は気道筋肉を弛緩させSASを悪化させることがあります。 |
| 側臥位での睡眠 | 仰向けでは舌根が気道に落ち込みやすくなります。横向き寝の補助グッズも有効です。 |
SAS治療のご相談|来院・オンライン診療で受付中
CPAP導入・マウスピース紹介・生活習慣改善まで総合的にサポートします
CPAPの継続管理はオンライン診療で全国から対応可能です
お電話:011-552-7000(平日・土曜診療日)
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