HELICOBACTER PYLORI
胃カメラなしでも検査OK
ピロリ菌検査・除菌治療
血液検査・呼気試験に対応|3次除菌・ペニシリンアレルギーにも対応
ゆうしん内科クリニック|札幌市中央区
ピロリ菌とは|胃がん・胃潰瘍の主な原因菌
ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)は、胃の粘膜に住みつくらせん状の細菌です。1983年にオーストラリアのワレンとマーシャルによって発見され、2005年にはこの功績でノーベル生理学・医学賞が授与されました。
胃の中は強い酸性(pH1〜2)で通常の細菌は生きられませんが、ピロリ菌は「ウレアーゼ」という酵素を使って周囲をアルカリ性に変え、胃酸を中和しながら生息しています。このウレアーゼを含む毒素が胃粘膜を傷つけ、慢性胃炎や胃潰瘍、そして胃がんの原因となります。
日本人のピロリ菌感染率|世代で大きく異なる
日本人全体のピロリ菌感染率は現在約35〜40%と推定されています。ただし世代間の差が非常に大きく、上下水道が十分に整備されていなかった時代に幼少期を過ごした世代ほど感染率が高くなっています。
| 出生年代 | おおよその年齢 | 推定感染率 |
|---|---|---|
| 1950年代以前 | 70代以上 | 60〜70% |
| 1960年代 | 60代 | 約50% |
| 1970年代 | 50代 | 約35% |
| 1980年代 | 40代 | 約25% |
| 1990年代 | 30代 | 約15% |
| 2000年以降 | 20代以下 | 10%以下 |
※Wang C, et al. Sci Rep. 2017 および各種疫学調査に基づく概数
ピロリ菌と胃がんの関係|感染者の胃がんリスクは15倍以上
ピロリ菌は1994年にWHO(世界保健機関)の国際がん研究機関によって「確実な発がん因子」に認定されています。日本の調査では、ピロリ菌感染者の胃がんリスクは非感染者と比較して15倍以上とされています(日本ヘリコバクター学会ガイドライン2024改訂版)。
ピロリ菌感染が引き起こす主な疾患
慢性胃炎(萎縮性胃炎)、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃がん、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)、機能性ディスペプシア など
ピロリ菌に感染するとほぼ全例で慢性胃炎が生じ、長年の炎症を経て萎縮性胃炎 → 腸上皮化生 → 胃がんへと進行するリスクがあります。除菌治療により胃がんの発生リスクは約1/3に低減できるとされていますが、除菌前にすでに進行した萎縮性胃炎がある場合、リスクはゼロにはなりません。だからこそ、感染が分かった段階での早期除菌が重要です。
ゆうしん内科クリニックのピロリ菌診療|3つの特徴
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胃カメラなしで検査OK
血液検査(IgG抗体)や尿素呼気試験で、胃カメラを受けなくてもピロリ菌の有無を調べられます。「胃カメラが苦手」という方も安心してご相談ください(自費診療)。
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ボノプラザンで高い除菌率
従来のPPIに代わるP-CAB(ボノプラザン)を使用した除菌治療を行っています。1次除菌の成功率は約92%、2次除菌まで含めると約99%以上と高い除菌率です。
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3次除菌・アレルギー対応
1次・2次で除菌できなかった方の3次除菌や、ペニシリンアレルギーをお持ちの方の特殊な除菌治療にも対応しています。他院で除菌できなかった方もご相談ください。
ピロリ菌検査から除菌治療までの流れ
ピロリ菌の検査
血液検査(IgG抗体)または尿素呼気試験で感染の有無を調べます。→ 検査方法の詳細
陽性の場合 → 除菌治療
ボノプラザン+抗菌薬2剤を1日2回、7日間服用します。→ 除菌治療の詳細
除菌判定(薬の服用終了から4週間以上後)
尿素呼気試験で除菌が成功したかを判定します。→ 除菌後のフォローアップ
除菌不成功の場合 → 2次除菌・3次除菌
抗菌薬の種類を変更して再度除菌を行います。3次除菌以降も当院で対応可能です。
ピロリ菌検査の保険適用と自費診療
保険診療でピロリ菌検査・除菌治療が可能な方
以下の疾患で胃カメラ検査を受け、ピロリ菌感染が確認された方が対象です。
ヘリコバクター・ピロリ感染胃炎(慢性胃炎)、胃潰瘍・十二指腸潰瘍、胃MALTリンパ腫、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃がんに対する内視鏡的治療後
自費診療でピロリ菌検査・除菌治療が可能な方
胃カメラ検査を受けたくない方や、上記に該当しない方でも自費診療で検査・除菌を受けていただけます。当院では胃カメラなしでの血液検査・呼気試験に対応しています。
ピロリ菌検査・除菌治療の料金(自費診療)
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| ピロリ菌の感染診断(診察費込み) | 6,300円 |
| ボノプラザンを用いた除菌治療(診察費・薬代含む) 1次除菌・2次除菌 | 7,700円 |
| 3次除菌・ペニシリンアレルギーの方の除菌(診察費込み) 薬代は別途薬局にてお支払い | 6,600円 |
| 除菌判定(尿素呼気試験) 平日のみ・完全予約制 | 6,600円 |
| 再診料(結果説明のみ) | 1,400円 |
※いずれも胃カメラ検査は不要です。
※副作用等で治療が必要になった場合は保険診療となり、保険証をご利用いただけます。
ピロリ菌に関する詳しい情報
ご予約・お問い合わせ|ピロリ菌検査・除菌治療|札幌
ピロリ菌が気になる方、他院で除菌できなかった方、
胃カメラなしで検査を受けたい方、お気軽にご相談ください。
ゆうしん内科クリニック|札幌市中央区南20条西16丁目2-1
