AirMini(エアミニ)— 世界最小のCPAP装置
重さわずか300g。出張・旅行先でも睡眠時無呼吸症候群の治療を継続できます
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療でCPAPを使用している方にとって、出張や旅行時の持ち運びは大きな課題です。通常のCPAP装置は重さ1〜2kg以上あり、加湿器やホース、電源アダプタを含めるとかなりの荷物になります。
AirMini(エアミニ)は、世界的なCPAPメーカーであるResMed(レスメド)社が開発した、世界最小・最軽量クラスのトラベルCPAP装置です。日本国内では帝人ファーマが取り扱っています。
当院では、出張が多い方や旅行好きの患者さんに対して、AirMiniでの治療をご提案しています。
AirMini(エアミニ)の基本スペック|300gの超小型CPAP
| 項目 | スペック |
|---|---|
| メーカー | ResMed(レスメド)社(オーストラリア) |
| 国内取扱 | 帝人ファーマ株式会社 |
| 重量 | 約300g(本体のみ) |
| サイズ | 13.6 × 8.4 × 5.2 cm |
| 圧力範囲 | 4〜20 cmH₂O |
| 加湿方式 | HumidX(ウォーターレス加湿) |
| 消費電力 | 約5〜7W(通常使用時) |
| 電源 | AC100-240V対応(海外使用可) |
| 対応マスク | AirFit N20 / AirFit P10 / AirFit F20(専用コネクタ使用) |
| 航空機内持込 | FAA認可済み(機内使用可能) |
| アプリ連携 | AirMini by ResMed(Bluetooth接続) |
AirMiniの5つの特徴|旅行・出張に最適な理由
1. 世界最小・最軽量クラス — スマートフォンサイズ
本体重量はわずか約300g。手のひらに収まるサイズで、ビジネスバッグやスーツケースの隅に入ります。通常のCPAP装置(AirSense 11など)と比べて体積は約80%小さく、出張の多いビジネスパーソンにとって大きなメリットです。
2. 水なし加湿「HumidX」— 水タンク不要
従来のCPAPでは加湿のために水タンクへの給水が必要でしたが、AirMiniはHumidX(ヒューミッドエックス)という使い捨てカートリッジ方式を採用。呼気中の水分を回収して吸気を加湿する仕組みで、水を入れる手間も水漏れの心配もありません。乾燥が気になる方向けに加湿力を高めた「HumidX Plus」も用意されています。

3. FAA認可 — 飛行機内でも使用可能
AirMiniは米国連邦航空局(FAA)の認可を受けており、国際線・国内線を問わず機内での使用が可能です。長距離フライトでもCPAP治療を中断する必要がありません。ただし、航空会社によって事前申請が必要な場合がありますので、搭乗前に確認してください。

4. スマートフォンアプリで治療データ管理
専用アプリ「AirMini by ResMed」をスマートフォンにインストールすると、Bluetooth経由で毎晩の使用時間・AHI・マスクフィットなどのデータを確認できます。圧力設定の調整もアプリから可能です。旅行中でも治療状況を把握でき、次回の受診時に医師へデータを共有することもできます。

5. 静音設計 — ホテルや同室でも気になりにくい
AirMiniはコンパクトながら静音設計が施されています。ホテルの同室者やパートナーの睡眠を妨げにくく、出張先のビジネスホテルでも安心して使用できます。
AirMiniとゼットワン(Z1 Auto)の比較|他のトラベルCPAPとの違い
トラベルCPAPとしてはかつてゼットワン(Z1 Auto)(HDM社製)も選択肢のひとつでしたが、2025年11月30日をもって製造が終了しています。2026年現在、入手可能なトラベルCPAPとしてはAirMiniが実質的に唯一の選択肢です。
| 項目 | AirMini(ResMed) | ゼットワン Z1 Auto(HDM) |
|---|---|---|
| 重量 | 約300g | 約295g |
| サイズ | 13.6×8.4×5.2cm | 16.5×8.4×5.1cm |
| 加湿 | HumidX(ウォーターレス) | オプション外付け加湿器 |
| バッテリー | 外付けオプション(別売) | 専用バッテリー対応 |
| マスク互換 | ResMed AirFitシリーズ (専用コネクタ) | 汎用マスク対応 |
| アプリ連携 | あり(Bluetooth) | あり(Bluetooth) |
| FAA認可 | あり | あり |
| 販売状況 | 販売中 | 2025年11月製造終了 |
AirMiniの注意点|バッテリーと対応マスクについて
バッテリーは内蔵されていません
AirMini本体にバッテリーは内蔵されていません。使用にはAC電源が必要です。キャンプや車中泊などコンセントがない環境で使用する場合は、別売りのポータブルバッテリーが必要です。消費電力が約5〜7Wと小さいため、市販のポータブル電源(容量100Wh程度)でもひと晩(7〜8時間)の使用が可能です。
対応マスクはResMed製に限定
AirMiniで使用できるマスクは、ResMed社のAirFitシリーズ(N20・P10・F20)に限定されています。専用のコネクタを介して接続するため、他社製マスクは使用できません。普段、他社製マスクを使っている方はマスクの買い替えが必要になる点にご注意ください。
AirMiniだけで日常使用も可能
AirMiniは携帯性に特化した設計ですが、治療性能は据え置き型と同等の圧力範囲(4〜20 cmH₂O)を備えています。実際に、AirMini 1台で何年も問題なく治療を継続されている患者さんもいらっしゃいます。コンパクトさを重視する方には、日常使いの1台としても十分お使いいただけます。
こんな方にAirMiniをお勧めしています
当院でのAirMiniの処方について|札幌で睡眠時無呼吸症候群の治療
AirMiniは医療機器のため、医師の処方が必要です。当院では以下の流れでご案内しています。
- 受診・相談 — CPAPを現在使用中の方、またはこれからSASの治療を始める方は、まず受診時にAirMiniについてご相談ください
- 処方・手配 — 医師が適応を判断し、帝人ファーマを通じてAirMiniを手配します
- マスクフィッティング — 対応マスク(AirFit N20・P10・F20)の中から最適なものを選びます
- アプリ設定 — スマートフォンアプリの初期設定と圧力調整を行います
ご予約・お問い合わせ|ゆうしん内科クリニック
AirMiniについてのご相談、睡眠時無呼吸症候群の検査・治療のご予約を承ります。
札幌市中央区南20条西16丁目|予約優先制


